国際デジタルえほんフェア2015@WSC11
日時:2015年8月29日(土)・30日(日)
場所:ワークショップコレクション11 in シブヤ メイン会場2 渋谷TODビル
今年も去る8月29日(土)30日(日)に、ワークショップコレクション11の中で
「国際デジタルえほんフェア2015」を行いました!
夏休み最後の土日、取り壊し予定のビルで行ったワークショップコレクション11は大盛況!
デジタルえほんフェアブースも大盛況でした!!
当日の模様をレポート致します。
会場
今年は取り壊してしまうビルが会場というだけあり、会場内の壁や床にもペイントがされ、とてもダイナミック。
国際デジタルえほんフェア2015と同会場にて、「エポンテの森」のワークショップを開催。
事前に行われた「エポンテ」のワークショップで、こどもたちの手により壁や床が「エポンテ」というスタンプで
デコレーションされました。「エポンテ」はCANVASが企画開発に協力をした、株式会社シヤチハタの知育スタンプです。
国際デジタルえほんフェアの雰囲気にもあっていて、これがとてもかわいい!
ブース
国際デジタルえほんフェア2015のブースは主に、壁際に設置された「大陸別」のブース、
低めの丸テーブルに設置された「年齢別」のブース、
協賛企業の「sagomini」ブースの3つに別れています。
大陸別はアジア・オセアニア、北アメリカ・南アメリカ、ヨーロッパ・アフリカの3大陸にわけ、
各大陸にiPadが2~3台ずつ並び、大陸別にデジタルえほんを展示しました。
年齢別は0~2才、3~6才、7才以上と3つにわけ、丸い白テーブルに2~3台ずつ設置しました。
こちらは椅子を設置し、子どもたちがよりじっくり楽しめるようにしました。
協賛企業の「sagomini」のブースは、他のiPadと違い「sagomini」シリーズのみが入ったiPadやチラシ、
アプリの遊び方などを展示し、来場者は「sagomini」の世界を存分に堪能することができ、
1人あたりの体験時間も他のiPadに比べ長かったように思います。
年齢も様々で、乳幼児から小学校高学年まで幅広く遊んでいました。
長テーブルの大陸別iPadは大人の方が主に体験していて、低いテーブルは子どもたちが椅子に座ってじっくりと体験していました。
丸テーブルでは基本的に親御さん+子ども、と親子での参加が比較的多く、
こどもたちの遊ぶiPadを見守ったり、一緒に遊んだり、こうやるんじゃない?とアドバイスをしていたり、
思い思いの時間を過ごしていました。
中でも小さい子と一緒に遊んでいる親御さんが多数いらっしゃいました。
スタッフも小さい子を持つ親御さんには「一緒に遊んであげてくださいね」と声をかけていましたが、
親御さんも一緒に夢中になる姿もありました。
反対に、ある程度大きくなると、親御さんは離れてみている方が多かったように思います。
干渉がない分子どもたちも熱中していましたが、アンケートなどをみると
「デジタルは良いが、辞めどきがわからないので触って良い時間を決めないと難しい」など
手が離れる分、乳幼児の親後さんとは違う感想を頂きました。
デジタルとアナログの融合、という作品もありました。日本の「ダンボッコキッチン」という作品です。
段ボールで作ったキッチンの中にiPhoneを入れて、
食材を切ったり炒めたりしておままごとのように遊ぶ…というものです。
フライ返しや包丁にiPhoneが反応するテープが巻いてあり、
それを使えばiPhoneの中のアプリが反応し食材を切ったり炒めたりと、工夫が凝らされていました。
親子とのコミュニケーションの部分でも評価が高く、「デジタルは端末とにらめっこするもの」という
概念から外れた新しい作品でした。
こちらは第4回デジタルえほんアワードでグランプリを受賞しています。
WSC内で行う国際デジタルえほんフェアも今回でもう3回目となりました。
出展作品も増え、年々盛況さは増しています。
同会場の女子美術大学の方々によるデジタルえほんを作るワークショップ、オチビサン原画展も大賑わいでした。
子どもたちの笑顔は本物です。
これからも引き続き、日本の子どもたちに世界のデジタルえほんを届けられればと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します!
番外編
表サンドのたぬが遊びに来てくれました。とってもとってもかわいかったです!
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