国際デジタルえほんフェア2017＠東京大学

日時：2017年5月28日（土）・29日（日）
場所：東京大学大学院情報学環・福武ホール

5月28日(土)、29日(日)に開催した、国際デジタルえほんフェア2017＠東京大学の様子をご紹介いたします！

デジタルえほんを広く世界から集め展示するデジタルブックフェア。
前回まではワークショップコレクション内で開催していた国際デジタルえほんフェアですが、今年はSTEAM教育（Science, Technology, Engineering, Art, Mathematics）に特化したこども向けワークショップ・展示「STEAM KIDSキックオフイベント」と同時開催しました。
国際デジタルえほんフェアもSTEAM　KIDSも、当日は大勢のこどもにご来場いただき、大盛況！

会場

国際デジタルえほんフェア2017の会場は、東京大学大学院情報学環・福武ホール。情報学環・福武ホールは、かの有名な安藤忠雄氏の設計によって建築され、グッドデザイン賞を受賞した、モダンでおしゃれな建物です。普段、東京大学に足を踏み入れることのない子どもたちは、東大赤門をくぐって、福武ホールへ！子どもたちのワクワクしている様子が伝わってきました。

ブース

国際デジタルえほんフェア2017では、過去最多である世界48カ国から集まった約600作品のデジタルえほんを展示しました。国際デジタルえほんフェアを開催して今回で4回目ですが、年々展示作品数も増え、同時に「あっ！」と驚くような斬新で心温まるデジタルえほんが増えてきています。質と量、ともに凄まじい勢いで発展を遂げているデジタルえほん。そんなちょっと未来の遊びと学びの道具を、国際デジタルえほんフェア2017では6つのブースに分けて展示をしました。

★第5回デジタルえほんアワード受賞作品

今年も世界中から応募があった第5回デジタルえほんアワード。
豪華審査員9名が議論して選出した選りすぐりの作品を、審査員のコメントともに展示しました。
自分の顔がライオンに変身したり、サルに変身したりするデジタルえほんに子どもたちは大はしゃぎ！

★世界のデジタルえほん

世界のデジタルえほんを「アジア・オセアニア」、「北アメリカ・南アメリカ」、「ヨーロッパ・アフリカ」の3大陸に分け展示をしました。
各大陸にiPadが２～３台ずつ並び、ゆっくり楽しめるように子ども用のテーブルとイスを用意しました。

★デジタル教材

今回より新設した「デジタル教材」ブース。世界中からデジタル教材を集め、展示しました。
日本では知られていない素晴らしいデジタル教材が世界中にたくさんあると、再認識させられるブースです。

こどもたちは、、
第5回デジタルえほんアワード　デジタル教材賞を準グランプリを受賞した「ピッケのつくるえほん for iPad」に釘付け！
世界に一つしかないオリジナルの絵本を真剣に制作するこどもを多く見かけました。

★AR・おもちゃ×デジタルえほん

年々進化を遂げるデジタルえほん。
今年は、今まで見たことのない斬新なARのデジタルえほんをたくさん展示しました。

紙の絵本をデジタル端末でスキャンしながら、絵本の世界観を楽しむデジタルえほん。
AR技術によって、イギリスのこどもたちに人気の絵本のキャラクターが魔法のように目の前に出現するデジタルえほん。

「えー！すごい！」

歓声をあげられずにはいられない作品の数々。
大人も子どもも、心を躍らせながら、21世紀の新しい遊びを楽しんでいました。