デジタルえほんで広がるせかい展 at こども科学センター・ハチラボ
日時:2016年1月14日(木)〜4月10日(日)
場所:こども科学センター・ハチラボ
未来の学びがこども科学センター・ハチラボに大集合!
絵本のように読み聞かせができ、画用紙や粘土のように表現ができる、
こどもたちのための新しい遊びと学びの道具「デジタルえほん」。
デジタルえほんの多彩な魅力に触れることができる「世界のデジタルえほんで遊ぶ、感じる、学ぶ」
「デジタルえほんをつくって学ぶ」「デジタルえほんができるまで」の3つの展示ゾーンと、
展示に連動したワークショップが約3ヶ月に渡り開催され、1万2千人以上の方にご来場いただきました!
「国際デジタルえほんフェア(Digital Children’s Book Fair)」は、
こどもたちのための新しい遊びと学びのデジタル表現「デジタルえほん」の開拓と発展を目的に設けられた「デジタルえほんアワード」、
“こども×デジタル”を総合プロデュースする「株式会社デジタルえほん」とともに、
世界各国のデジタルえほんを展示するために、「デジタルえほんで広がるせかい展」の開催に協力しました。
世界のデジタルえほんで遊ぶ、感じる、学ぶ
世界中からセレクトされたデジタルえほんが集まりました!
このゾーンでは、展示されているタブレットを通して、デジタルえほんの世界に自由に触れることが出来ます。
展示されている作品は、2週間毎に入れ替えられ、訪れる度に新しい作品との出会いがあります。
展示用のタブレットの前には、クリエイターから寄せられた作品についてのメッセージや、
作品を通じての体験を紹介する玩具や教材がディスプレイされています。
デジタルえほんをつくって学ぶ
デジタルえほんは、見るだけのものでしょうか?
いいえ、大人でもこどもでもデジタルえほんをつくることができます。
デジタルえほんをつくることで、どんな体験ができるでしょうか?
デジタルえほんは、どんな道具でつくることができるでしょうか?
このゾーンでは、オーストラリアと日本のこどもたちのデジタルえほんづくりの様子を作品やパネル、
書籍を通して紹介します。
また、日本のこどもたちの体験「しくみを学ぶ」については、
同様の内容を、展示に連動したワークショップで実施しました。
デジタルえほんができるまで
私たちが手にするデジタルえほんはどのようにつくられているのでしょうか。
2015年末に英語から日本語に翻訳された「あかちゃんはベットのなか」がつくられる様子を、
作者であるジョッシュさんに聞いてみました。
どうしてつくったの?どうやってつくったの?どんなふうにみてもらいたい?
このゾーンでは、ジョッシュさんの貴重なスケッチやインタビュー、写真を通して、
作品ができるまで過程、メイキングを紹介します。
ワークショップについて
「デジタルえほん」の動くしくみ=プログラミングを使って、
遊べるえほんをつくるワークショップを開催しました。
参加したのは小学校低学年から中学生のこどもたち。
展示の中にあるデジタルえほんの「キャラクターがうごく」「音がでる」「タップに反応する」など、
紙のえほんにはない「しくみ」を体験して、そのしくみ作りにチャレンジ!
2時間半という長い時間、休憩をはさみながら集中して、自分だけの物語作りをしていきました。
作品ができたら、お友達の作った作品も体験。
自分とは違う工夫やアイデアに対する気づきがたくさん生まれました。
ワークショップには、渋谷区長の長谷部健さんや、展示作品のひとつ
「Sago Mini Road Trip」を制作したsogo sago(カナダ)でアートディレクター・イラストレーターを務める
アーロンさんにお越し頂き、こどもたちとの交流の時間が生まれました。
展示作品について
こども科学センター・ハチラボで開催された「デジタルえほんで広がるせかい展」では、21作品が展示されました。